プレス金型
press die
プレス金型とは
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プレス金型とは、プレス機械の上下運動を利用して被加工材を加工するための専用工具のことです。
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プレス金型は上型と下型に分かれており、上型をプレス機械のスライド(上下に稼動)にセットし、下型をプレス機械のボルスター(固定)にセットして、その間に被加工材を入れプレス機械を稼働させて材料を加工します。
■ プレス金型の加工イメージ
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プレス金型を用いた加工には、せん断、曲げ、絞りなどがあり、これらの加工を組み合わせて目的の製品を作り出します。
■ せん断加工のイメージ
※画像をクリックするとアニメーションが表示されます■ 曲げ加工のイメージ
※画像をクリックするとアニメーションが表示されます■ 絞り加工のイメージ
※画像をクリックするとアニメーションが表示されます -
又、平滑なせん断面やμ単位(0.001mm)の高精度が要求される場合には、ファインブランキング型が用いられます。
■ プレス機械
■ プレス金型(高速プレス用順送型)
主なプレス金型の種類
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順送型とはひとつのプレス金型の中に複数の工程を等間隔で配列し、コイル状の被加工材(コイル材)がつながったままの状態で各工程の加工を連続で行えるように設計されたプレス金型です。
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トランスファー型とは単発型を工程順に配列板に配列し、専用のプレス機械(トランスファープレス)を用いて連続で加工するように設計されたプレス金型です。
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ファインブランキング型とは平滑なせん断面やμ単位(0.001mm)の高精度を確保するために用いられる精密せん断加工用のプレス金型です。
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単発型とは作業者が手作業で材料の出し入れを行い、一工程のみを加工する最も単純なプレス金型です。
関連項目
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